TAKA-with-MARI ブロ

我が家の子育て論(※人間形成編)

 

はじめに

 読者の皆さん、こんばんは。

 私は、3人の子供を育てる親になります。

 子供は、1人目が、

   長男 高校2年生

2人目が、

   二男 高校1年生

3人目が、

   長女 小学1年生

になります。

 長女は、まだまだ子育て進行形中ですが、長男と二男の

子育てについては既に卒業し、現在は、そばで見守ってい

るといった状況です。

 昭和生まれの私にとって、子供を褒めるのは気恥ずかし

いですし、

   この人、親バカじゃない

と思われるかもしれませんが、長男、二男共に

   ・家族思いの子

   ・人の気持ちに留意できる子

   ・自ら考えて行動し失敗をしても更に挑戦できる子

に育ってくれました。

 これは、たまたまこのような子に育ったのではなく、言

い方は悪いですが私たち夫婦が戦略的に育てた結果なので

す。

 本日は、私たち夫婦が子育てで心がけたことについてお

話しします。

 もしよろしければ参考にしてみて下さい🤗。

 

戦略的な子育てとは・・・

 結論から言いますと、私たち夫婦は、長男と二男を育て

る上で、

  ・子供の自己主張を可能な限り聞き入れる

  ・子育てを夫婦で協力して実施している姿を見せる

  ・子供の前で(夫婦)互いの悪口を言わない

の3つを心がけました。

 これは、子供ができる前から私たち夫婦が決めていた戦

略的子育て理論になります。

 

 え?

 何故、この戦略的な子育てをしようと思ったかですか?

 

 そうですよね。

 気になりますよね。

 

 それでは、まず、この戦略的子育てを夫婦で実施するこ

とになった経緯について説明した後に、前記3点の子育て

理論を噛み砕いて説明しようと思います。

 

1 戦略的子育てを実施することになった経緯

  私は子供のころ毒親(※母親のこと)に育てられました。

  私の家庭環境というか毒親の子育ては、

    ・私がやりたいと言ったことは全て否定され、毒

     親の決めたことだけをやらされる

    ・父親は一切子育てに関与せず、毒親のみに毎日

     がみがみ怒鳴られる

    ・両親間に一切会話はなく、時々、子供の前で怒

     鳴りあいの喧嘩をする

    ・特に毒親が、父親の悪口ばかりを言う

 といった感じでした。

  この毒親による子育てにより、私は、その後、毒親

 殆ど会話をすることがなくなりました。

  そして、親の用意したレールから外れ、就職を機に県

 外へと逃げました。

  このことは私の妻にも説明していた為、私たち夫婦は

 第二の私、つまり、

   ・どんなことがあろうとも親を大切に思えない

   ・自己主張が苦手で失敗を恐れ行動ができない

 といった子を創出しないよう、話し合って前記3点の戦

 略的子育てを実施することに決めたのです。

  私の幼少期~現在までの状況については下記をご覧く

 ださい。

  親の子育ての仕方によっては、子供を一生苦しめるこ

 とになるのです・・・😭。 

takamari-kenkoudaiiti.hatenadiary.com

  それでは、次に、前記3点の子育て理論を噛み砕いて説

 明しようと思います。

 

2 子供の自己主張を可能な限り聞き入れる

  先程記載したとおり、私は毒親に自己主張を全て否定さ

 れ、次第に自分というもの、つまり、自我がなくなってい

 ったのです。

  この当時の親のことを、今の自分に置き換えて考えてみ

 ると、おそらく、

    毒親は、自分の子育てに自信がなく、子供の自己主

    張(※自分の範疇を越えた内容)を聞き入れ、万が

    一、失敗したときにその尻拭いができないばかりか

    世間体についても気にしたのではないか

 と感じたのです。

  つまり、親として覚悟が足りなかったのだと思います。

  

  ですから、私は妻と話し合い、

    子供の自己主張をやみくもに反対するのではなく、

    可能な限り聞き入れ、自分で考えて行動させ、時

    には失敗を経験させること

 を決め、各年代ごとに言葉を選んで、子供に対し、

    親として子供の自己主張を覚悟をもって聞き入れ

    ているんだということ

 を伝えることにしました。

  これにより、結果、子供たちは、

    自ら考えて行動し失敗をしても更に挑戦できる

 ようになったと思います。

 

  言っておきますが、

    子供の自己主張を聞き入れる

 とは、

    子供のわがままを聞き入れる

 ということとは違いますのでご理解ください。

  当然、子供の自己主張については、親として納得がで

 きるまで話を聞きますし、その話を聞いた上で、

    こりゃダメだ

 と思えば、なぜダメなのかを子供が納得するまで説明す

 るというのも親の務めだと思います。

 

3 子育てを夫婦で協力して実施している姿を見せる

  私は、両親が私に対する子育てに関し、会話をしてい

 る姿を見たことがありません。

  私が当時感じたことは、父親は子育てに方向性を示さ

 ず、母親は子育てに悩み自爆している感じがしました。

  両親が協力して子育てをしているという感じは一切あ

 りませんでした。

  そんな状況から、私は、家族の一体感を感じ取ること

 ができず、家族を大切に思う気持ちが育まれることはあ

 りませんでした。

  

  ですから、私は反面教師として妻と子育てについて方

 向性を統一するため、よく話し合いをしました。

 

  そして、その際、子供のいる前で敢えてその話し合い

 を聞かせることをしました。

  私たち夫婦は、子供に対し、

    お父さんとお母さんは常にあなた(※子供のこと

    )のことを真剣に考えているんだよ

 ということ感じさせるために・・・。

  結果、このことで大袈裟ではなく、

    家族の絆が結ばれ、子供の家庭観も育った

 と思います。 

 

  ちなみに余談ですが、私は普段仕事に行っている関係

 で、子育ての大半は妻が実施するわけですから、子育て

 の方向性を統一することで、妻の子育ての不安を拭い去

 ることに注力しました。

  そして、妻は精神的に整った状態で子育てができるこ

 ととなり、そんな妻に育てられた子供たちは精神状態が

 整うといった好循環を生み出す結果になったわけです。

 

4 子供の前で(夫婦)互いの悪口を言わない

  先程も書いたように、私の毒親は、よく私に父親の悪

 口を言って聞かせてきました。

  そのことで、私は、

    何とも言えない嫌な気持ち

 になり、その後、

    両親は仲が悪いんだ

 と感じ、

    意味もなく父親を嫌う

 といった状態、所謂、情緒不安定になりました。

 

  このため、私はこの事実についても妻に告げた上で、

 反面教師として子育てに反映させることにしました。

 

  お互い子供の前で不満があっても悪口を言うのはや

 めよう・・・、と。

  

  子育て期間中、私は仕事が忙しく夫婦で中々コミュ

 ニケーションが取れない時もあり、また、大病も患い

 妻にとっては、私に対する不満がつのったと思います。

  ですが、妻はその不満を押し殺し、子供たちの前で

 は、

   「お父さんのおかげで、私たち家族はご飯が食べ

    られる。」

   「あなたたちが学校に行けるのも、お父さんが一

    生懸命働いてくれるからよ。」

 と、ことあるごとに言ってくれていたようです。

  

  一方、私は子供たちに対して、

    妻を愛していること

    妻が家のことをこなしてくれるから、安心して

    働けること

 などを子供たちに伝えました。

 

  結果、このことが功を奏し、

    子供たちの気持ちは安定し、人の気持ちに留意

    できる家族思いのいい子

 になってくれています。

 

おわりに

 以上が、私たち夫婦が実践した戦略的子育てになります。

 今一度おさらいしますと、私たち夫婦が実践した戦略的

子育て理論は、

   ・子供の自己主張を可能な限り聞き入れる

   ・子育てを夫婦で協力して実施している姿を見せる

   ・子供の前で(夫婦)互いの悪口を言わない

になります。

 この育て方により、長男と二男は、

   ・家族思いの子

   ・人の気持ちに留意できる子

   ・自ら考えて行動し失敗をしても更に挑戦できる子

に育ってくれました。

 

 最後に、本音を言いますと、これらの戦略的子育て理論

を実践することは容易ではありませんでした。

 非常に骨の折れる10数年間でした・・・😌。

 だから、実際は、どの家庭でもできることではないと思

います。

 

 恐らく読者の中には、

   参考にしたいけど3つとも実践するのは難しい

と感じる方もおられると思います。

 

 でしたら、これだけは実践してみて下さい。

 それは、何があっても

   ・子供の前で(夫婦)互いの悪口を言わない

ということです。

 

 何故なら、これは後に、ある著書で目にしたこと

ですが、

   子供の情緒は家庭の中で育つこと

   夫婦が互いを尊重している環境に育てば、子供

   は落ち着いて暮らすことができること

だから、

   もし、夫婦が不仲(※夫婦が互いの悪口を言っ

   ていると)である環境に育てば、子供は不安を

   感じ、中にはうつ状態や引きこもり、学力低下

   につながること

と記載されていました。

 

 ですから、この、 

   ・子供の前で(夫婦)互いの悪口を言わない

については、どうしても子育て理論の中に取り入れて

いただき実践してもらいたいのです。

 

 子供のうつ状態や引きこもり、学力低下を避けるた

めに・・・。

 

 ということで、我が家の子育て理論(※人間形成編)

についての説明を終了したいと思います。

 いかがでしたでしょうか?

 参考になりましたか?

 では、次回にお会いしましょう👋。

 

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  クして下さい🤗。